男の意地

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お母さんと電話していたら、山菜"きとびろ"を採りに行って来たお父さんが風呂から上がったということで、電話を代わった。

結果はどうだったかと訊いたら、きとびろの量はともかく、長く山に滞在していられない自分が情けないという意見が返って来て驚いた。

そうなんだよね。
お父さん、もう70歳なんだもんね。
36歳の時に私生まれて、私が今35歳だもんね。

貴方に次女が生まれた歳に一人も産んでなくてすんません、とか今思ったが、その「情けない」って感情、格好良いし大事なんじゃないかなと思って話を聞いていた。

だから私は「もう歳なんだから気をつけてね」とは言わない。
「気持ちわかるよ。思ったより出来なくなってるよね」とか言った。

私も30代。
先輩方に「若い」と言われても色々な衰えは感じている。
これがゆるやかにあと50年続いていくんだろうと思っている。

小沢健二の名句「僕はおだやかに死んで行く いつも少しずつ死んで行く」を思い出す。

でも、お父さん、なるべく死なないで笑。

さて、気になるのは"きとびろ"がどんな山菜だったか、ということだ。

写真はお正月に父が餅を焼いてくれた雑煮。
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by nanv | 2013-04-14 08:51 | je crois ぼんやり


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